雅楽(ががく)とは、日本の昔からの歌と舞(まい)、昔のアジア大陸(たいりく)から伝(つた)わってきた楽器(がっき)の音楽と舞(まい)が日本風に変化(へんか)したものと、その影響(えいきょう)を受けて新しくできた歌を合わせたもののことをいいます。今から1千年も前(平安時代中期)に今のような形に完成(かんせい)した、日本で最(もっと)も古い音楽です。皇室(こうしつ)の保護(ほご)の下(もと)で、その形のまま伝(つた)わってきました。雅楽(ががく)で使われる楽器(がっき)も、今よく使われている楽器(がっき)とは大きく異(こと)なります。